松戸支部記念展示会より
当ホームページの愛好家ご訪問で紹介している井手司子さんの作品です、女性らしい繊細な感じでしょ
さすがに年季が入っているので、樹と鉢のバランスがいいです
それに飾り棚に比べて盆栽の大きさがちょうどいいので、すっきりと空間がきれいですね
余談ですが最近の小品飾りは、棚に比べて盆栽が大きすぎるのをよく見かけます
盆栽ばかりが目立ってはいけません
空間の美というものを感じられる飾りを心がけましょう
きゅうくつでなく
ゆとりのある
それでいて緊張感のある空間
そのお手本のような井手さんのこの飾りです
拍手!
2001年2月10日土曜日
2001年2月9日金曜日
小品飾り
松戸市の岩佐不二夫さんの小品飾りです、てんばは黒松
二段目に楓と梅もどき
下の段は杉とケヤキ
はねだしはチリメン桂
黒松が特にいいですね
全体のバランスも良く整っています
岩佐さんは黙々と努力の人です
目立たない人ですが気がついたら
こんなに上達していました
みんさんでビックリと賞賛の声!
2001年2月8日木曜日
思い出の山もみじ
松戸支部記念展示会より
高橋実さんの山もみじです、じつはこの山もみじは懐かしい盆栽なのです
かれこれ20年も前に私が手がけたものです
今は樹功65cmくらいで足元の直径はやや10㎝にもなる、立派なものに成長しましたが
当時はその全てが半分くらいで、若い素材に毛の生えたくらいの感じでした
十数年ぶりのご対面で、あまりの樹格の向上にビックリ
当時から素質はありましたがこんなに出世しているとは!
嬉しいですね
肌もいいし小枝もよくほぐれています
鉢の間口がやや小さい感じですが
ゆるめると枝があばれますから、培養時にはこのくらいのほうが無難でしょう
ともかく嬉しかったでね4
登録:
コメント (Atom)
土払い品500鉢
10日ほど前に隣市の某愛好家さんから土払い(どばらい)のお話しがあって引きうけることにしました。盆栽界で土払いというと、盆栽や鉢などすべての持ち物の売買のことをいいます。 プロでもアマチュアであっても、生き物(盆栽)の後継者がいない場合は売り払うか、さもなくば枯らすことになります...
-
盆栽の究極は古さからくる侘びサビを求めるものですから 当然その器物である鉢にも時代感が要求されます 時代の付いた鉢は、人の手で使い込まれた歴史と温もりが感じられるように変化してきます 無機質な器物が使い込みにより、命を吹き込まれ生き物になるのです これは日本人独特の感性で、DNA...
-
10日ほど前に隣市の某愛好家さんから土払い(どばらい)のお話しがあって引きうけることにしました。盆栽界で土払いというと、盆栽や鉢などすべての持ち物の売買のことをいいます。 プロでもアマチュアであっても、生き物(盆栽)の後継者がいない場合は売り払うか、さもなくば枯らすことになります...
-
盆栽屋.comの「思い出の名鉢」シリーズ(お客様にご購入頂きましたが)思い出深い名鉢をみんさまの鑑賞用に復刻致しました。また、この場をお借りして愛蔵者の方々に感謝申し上げます。どうぞ小鉢の勉強にお役立て下さい。 間口13.6×奥行11×高さ7.0cm 平成17年3月に近代出版より...


