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2013年12月20日金曜日

舞姫・みごとな紅葉

(この記事は11/27に掲載する予定でしたが、雑用に追われて今日になってしまいました)

11月に入ると関東平野部でも夜間の気温が下がり始め、木々の紅葉が始まり
私の住む松戸市の公園や神社仏閣などでも、はっと目を見張るような美しい光景に接することができます

ですから、愛好家さんたちも自ら所有の盆上で紅葉狩りとしゃれたいのですが
これがなかなか思うようにはいかないものです

盆栽は天然に近いかたちの植林と違って、まずは生育環境が異なり
さらに、芽摘みや葉切りが優先され、日々の水やり管理もなされているので
秋の日に光り輝くような紅葉が実現しにくいですね

ところが、今年の秋はすばらしいことに出会えたんです
まずは↓の写真をご覧ください



挿木の苗箱の約50本ほどの2年生舞姫もみじ

よく日に当たった先端部分は艶のある鮮やかな色彩で
日光の通りにくい奥の葉は黄色く、緑の葉もちらほらでまるで奥日光の見事な光景を彷彿させるほど

どうです、きれいでしょ!


紹介した挿木苗だけではありません
ボディー作り最中のこの舞姫だって、ほら、この通りにみごとな紅葉です

以上から、舞姫もみじは、生まれつき紅葉し易い性質を
強くもっていることがわかりました

もちろん、私の所有するすべての舞姫(苗から成木まで)の
全体も見渡しての結論ですよ

同じ山もみじでも毎年よく紅葉するのと
あまりぱっとしないのがありますね

隣にあってもそれらの紅葉程度がちがうことはよくあることですが
やっぱり持って生まれた性質が一番に影響します

舞姫もみじは

1 葉形がすっきりとして小形
2 枝先が細く繊細
3 枝の節間が短い
4 強壮である
5 以外に太る

など、ミニ盆栽としての優れた特質をたくさん有していますが
さらにそれらに加えて、盆上でもすばらしい「紅葉」が見られることがわかりました

これで、毎秋の紅葉時期が楽しみになりましたね

2006年9月29日金曜日

山づたの紅葉鑑賞

初秋も過ぎて中秋といわれる季節になりました
そして、北海道の大雪山あたりからは早くも紅葉の便りが届くようになりました

ただし、関東の、まして盆栽棚の上ではまだとても紅葉鑑賞とはいきません
と思っていたら、山づたがちょうど見ごろに色づいているのに気がつきました

さっそく秘蔵の黄楊の天然彫の高卓を使って
みなさんとともに早めの紅葉鑑賞といきましょう



樹高15cm 鉢の間口7.5cmの山づたの懸崖 卓は黄楊の天然彫

この山づたが盆栽屋.comの棚に来たのは3~4年前
当時から根上がりにはなっていましたが、懸崖式の樹形ではありませんでした

それを思い切り下へ垂らし懸崖に改作、一蒼さんの小さな鉢にむりやり植え込んだのが
今年の春? いやいや昨年だったかな?

懸崖の樹形に馴染み、夏の日照りにもよく耐え
ともかくご覧のようにきれいな紅葉の姿となりました

商売人の棚に3~4年も居続けるというのは
早く言えば、売れなかったということ!
(あまり親孝行の盆栽とは言えませんね)

でも、お陰様でみなさんと一緒に早めの紅葉見物ができましたね
(これで少々の孝行をしてくれました)



ちなみに、普段はこのような格好で棚の上で培養されています

鉢が小さいので夏の水やりが大変でしたが
この山づたの乾き具合が棚全体の基準になっています

この鉢が乾いたころを見はからって
如雨露を持って棚を一巡、乾いた鉢に拾い水(ひろいみず)をする習慣になっています

みなさんも、自分の棚で一番乾きやすい鉢を基準にしておくと便利ですよ

では

2003年11月22日土曜日

紅葉・黄葉

おなじけやきでも紅葉するものと黄葉するものがあります
盆栽の場合、よく話題になるのは葉や枝の性(しょう)がどちらがいいという話題で取り上げられます

一般には紅葉するものの方が、葉が小さい、立ち性、節間(せっかん)が短い
などの特性を持っているといわれています

そこでけやきの実生を長年手がけているプロに聞いてみました
その結果は、確率からいえば一般にいわれているとおりである、ということです
ただし、例外はたくさんあるということです

つまり、けやきの葉や枝の性(しょう)は紅葉時の色だけが絶対条件ではないということですね

同じ親木から採取した種子からでも紅葉するものと黄葉するものは出るし
性(しょう)のいいものと悪いものとが出る、ということです
あとは確率の問題だけだそうです



紅と黄です
同じ親木から採取した種子から実生で育てたものです

これで安心しました

紅葉時の色にこだわらずに、あくまで木を見てその葉や枝の性(しょう)を判定すればいいのです

2003年11月11日火曜日

楓落葉

葉のある時期に手に入れた雑木は、落葉するまで待ち遠しい
期待と不安と両方の気持ちがあります

この甲羅状の根元をもった株立ちの楓も、夏に購入したものです
品定めには自信が有るはずですが、やはり一抹の不安があります

自然の落葉までは時間がありますが、もう葉を取ってしまってもいいでしょう
取りにくい葉は無理してはいけません、ハサミを使ったて丁寧にしてください



裸になりました
期待通りの、いい子でした

幹や甲羅に切り傷もないし、幹の長短や流れなど全体のバランスも申し分なしです
暴れた徒長枝だけ整理してみましょう


主幹を中心に7本くらいの子幹がバランスよく立っています
甲羅はこの楓の最大のセールスポイント、無傷です

来年以降の培養計画

化粧鉢に入れる
丈を伸ばさないように気をつける
芽先の勢いを制御して、フトコロ芽を大切にする
小枝を増やす

2~3年がんばると、かなりの出世が見込めます

ちなみに、取り木仕立てです

土払い品500鉢

10日ほど前に隣市の某愛好家さんから土払い(どばらい)のお話しがあって引きうけることにしました。盆栽界で土払いというと、盆栽や鉢などすべての持ち物の売買のことをいいます。 プロでもアマチュアであっても、生き物(盆栽)の後継者がいない場合は売り払うか、さもなくば枯らすことになります...