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2017年3月23日木曜日

姫コブシ開花

銀色の産毛に包まれた姫コブシの蕾がほころび始めました
姫こぶしはいちめいヒデコブシとも呼ばれ、コブシとともに木蓮の仲間です

そのコブシは、昔ながらの低湿地帯と台地の境目あたり自生していて
この季節になると桜に先駆けて奥まった林の中などで咲いているのを見かけます


姫コブシや木蓮が咲き始めると関東地方では植替えのシーズンの到来です

桜の開花までは待てない樹種もありますから
それよりちょっと前、野山にコブシ類の花の咲くころが植替えの適期であると覚えてください


銀色の産毛に包まれた姫コブシの蕾
鳥のクチバシのようですね

2003年11月30日日曜日

姫こぶし

先日(27日)に姫こぶしの名木を手に入れました
みなさんも経験があると思いますが、盆栽との邂逅はある日突然にやってきます

この姫こぶしは、いつも立ち寄る同業者Yさんの棚の隅に、他の盆栽と離れて一鉢だけぽつんと置かれていました
Yさんはあいにくと留守でしたが、まさか売り物だとは思いません

てっきりお客様の手入れ品と思って眺めていました

それから他の同業者の店を数軒訪ね、家に帰ろうと思ったころ、突然先ほどの姫こぶしが気になりだしてきました
なぜ他の盆栽と離れて置いてあったんだろう?
姫こぶしが置かれていた預り物の棚の盆栽の中で、なぜあれだけが手入れ済だったのだろう?

無意識に車は迂回して、もう一度Yさんの店の方角へ向かっていました
Yさんは帰宅していました

「この姫こぶし売り物かい?」と聞いてみると
なんとなんと、今日売り物になった、という返事です
六感が冴えていました

お客さまからの預り物だった姫こぶしを
その朝、Yさんが譲り受けたそうです

ラッキー

あのまま帰ってしまったら
今日来なかったら
思うとゾッとしました

それから、懇願して譲受けたのはもちろんです
しっかり値切ることも忘れませんでしたよ

こうして姫こぶしは私の持ち物になったのです


取り木仕立ての姫こぶし
足元から幹の模様、枝順もばっちり

樹高は17cmぴったりです


枝ほぐれももう一押し


足元の曲
根張りも張りつつありますね
傷っけなんぞありません
木肌の時代感、ばっちり


後ろ姿
根張りのよさもわかるでしょ

2003年10月17日金曜日

姫こぶしの花芽



木々の落葉とともに、早春に咲く花木の花芽が目立つようになりました
半分ほどに葉の減った姫こぶしの枝の先端に、産毛で覆われた花芽が付いていますが
朝露に濡れたさまは、まるで子猫が水をかぶったようで少々痛々しい感じがします

秋から冬の盆栽鑑賞の楽しみの一つに、やや大きめの花芽をつけた落葉の姿があります
姫こぶし、土佐水木などが代表的な樹種です

盆栽愛好家の中には、落葉の姿を早く鑑賞したくて
自然の落葉時期まで待ちきれずに、葉を切り取る人さえいます
もちろん今頃になれば培養面からも差し支えありません

2003年4月5日土曜日

花物盆栽の勧め


愛好家が秋田から穂を持ち帰り挿し木して8年作りこんだ
雪椿
細いけれど幹に古さがにじみでています


姫こぶしの蕾と花

春爛漫の花の季節です
流行歌にも唄われているこぶしの花は、このあたりの野山にも自生しています
ところが盆栽に仕立てると、花芽をつけるまでに何十年と持ち込まねばなりません

その点、姫こぶしは小品盆栽に仕立てても花芽がつきやすい樹種です
蕾の風情は、白い鳥のくちばしに似て可憐です

ご自分の好みでけっこうです
お好きな花物盆栽を見つけましょう!

2003年3月28日金曜日

姫こぶしの蕾


かわゆいですね
毛羽立ったラグビーの球のような、姫こぶしの蕾が割れました

千昌夫の歌う、こぶし咲く♪♪は山こぶしです
山こぶしも盆栽に仕立てますが、その多くは大物盆栽です

小品盆栽としては葉が大きく花も付けにくいのです
小品界では主に姫こぶしを仕立てます


花弁が膨らんで伸びてきました
もうすぐ開くでしょう

このへんまでの風情がいいですね
開いてしまうとあっけないものです
盆栽人の好みとしては、あともう少し、という控えめな瞬間にいとおしさを感じます

後ろに見えるのは花芽をつけていない小枝の先端です

土払い品500鉢

10日ほど前に隣市の某愛好家さんから土払い(どばらい)のお話しがあって引きうけることにしました。盆栽界で土払いというと、盆栽や鉢などすべての持ち物の売買のことをいいます。 プロでもアマチュアであっても、生き物(盆栽)の後継者がいない場合は売り払うか、さもなくば枯らすことになります...