2005年11月9日水曜日

信濃寒桜

数日前に盆栽棚をぼんやり眺めていると、あれ?、小さな白い花が咲いているのに気がつきました
今ごろ何の花だろう?

葉の形や幹肌からして、どうも桜のようですが
しかし品種がわからな

富士桜ではないし、一般にいう十月桜でもないし、えーと、何ていう名の桜だったっけ
思い出せないのです


半懸崖式の樹形です
2年くらい前に求めた記憶があります

全体の枝先にびっしりと花芽がついていますが
真っ先に、後ろ向きの2本の徒長枝の花芽が開いています


咲き出しは純白です
清楚な一重咲きですが花びらの形に優雅さがあります


花弁が開いて日に当たると、数日できれいな淡紅に変化してきました
これがこの桜の特徴のようです

とするうちに、やっとのことで思い出したこの桜の品種名は「信濃寒桜」
晩秋から来春までぽつりぽつりと咲き続ける四季咲き性です

名前を思い出したら、こんどはこの「信濃寒桜」のもっと古い小品盆栽を手に入れたくなりました
どっかで見つけてきます

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