2004年10月31日日曜日

楓改作・取り木で名品ゲット

現在の姿がちょっともの足りないけれど、けっこう長所もある
そんな素材に出会ったら逃さずに取り木をかけて、将来の名品をゲットしよう

優秀な素材は、意外にもあなたの身近な足元にあることが多いのです


石付きの楓、石を抱いた根が片方にしかなくちょっともの足りないが、枝ほぐれは抜群
よーく観察してみると、改作の素材になりそうです


左側面から見ると、いわゆる片根です


裏面から見る


水平の赤線の部分で取り木をかける計画
太くて寸づまりの小品盆栽が期待できますね


来春には枝の輪郭線は赤線くらいまで、思い切って追い込みます
幹は立ち上がりから強い二箇所の曲が期待できますし、一,二の枝の出どころも申し分なしです

秋から冬にかけては雑木の枝がよく見えます
このような素材を探すのにはもってこいの季節

来年の取り木の時期(入梅)までじっくりと計画を練れば
早くも秋口には名品をゲットできます

挑戦です!

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