2003年6月8日日曜日

皐月展示会搬出

昨日(7日)は日本皐月協会主催の皐月フェスティバルの搬出日でした
場所は上野公園の池之端です

久しぶりにM3(えむさん)にお会いしました
M3は私の親しい真利子皐月園さんのホームページの管理人さんです
http://www.marikosatsukien.com/ueno2003/index.html

M3は皐月盆栽と小鉢の熱心な愛好家です
その激辛の鋭い切り口の語りで
盆栽をはじめ業界人の批評など、縦横無尽に切りまくりです

今はこういうタイプの愛好家が少なくなりましたネ
私らの若いころは
鋭い審美眼と独自の盆栽観を持った愛好家の諸先輩に鍛えられたものです

私の場合は、近所に有名な水石と盆栽の大家(愛好家)がいらっしゃって
鍛えられました
よく叱られましたネ、おっかない雷オヤジみたいなものです
しかしこれは非常に幸運なことでした(ズーット後になって気がつくものです)

いいですかみなさん、よく聞いてくださいよ!

盆栽業者のアドバイスは大枠では間違ってはいませんが
だいたい口下手ですし、まして愛好家に対して悪いことはいいません
生徒であると同時に大切なお客様ですから!

ところが盆栽人の中でも、愛好家のアドバイスはそのものズバリです
時によって、キビシーッものでがこの薬の効能は抜群です
(オヤジの説教と同じで後で効くようになってます)

愛好家は計算を度外視していますし
自分の大好きな盆栽のことですから、手間暇を惜しみません
だからすごーいッアドバイスになるんです

優れた先輩に巡り会うことが盆栽趣味向上の秘訣です

M3の管理する掲示板はこちら
http://village.infoweb.ne.jp/~fwkx6329/petit/petit.cgi

私の写真も載ってますよ
http://www.marikosatsukien.com/ueno2003/page/067.html

2003年6月7日土曜日

ボケ酒



果実酒の代表選手はなっといっても梅酒でしょうが
盆栽樹種のカリンやボケもけっこう知られています
カリン酒は喉の薬、ボケ酒は滋養強壮の効用があるといいます
それにボケ酒やカリン酒は香りがじつにいいですよ

長寿梅もボケの仲間ですから、この実でもボケ酒は作れます
(もちろん、盆栽から採取するんでは量が足りないし
実をたくさんつけると木が疲れてしまうので、無理ですね)

お酒の話はこのくらいで、長寿梅の培養についてのポイント

1 アブラ虫がつきやすいので注意
2 肥料は切らさぬように、でも水のやり過ぎには注意
3 芽摘みは、新芽が木質化してから一芽ないし二芽残しで切る
  (もみじやけやきの芽摘みとはここが違う・剪定の感覚でやります)

2003年6月6日金曜日

いぼた



野山に自生しているいぼたは、私の住む松戸市内の野山にもあります
ご覧のような白い花がさき、黒味かかった紫色の実になります

摘み込みや葉刈りにも強く、丈夫な木で培養は簡単なので
初心者にお勧めの樹種です

灰色がかった幹肌も培養とともに古色を帯び
小枝も密になります
他の雑木類と同じで四季を通じ鑑賞できますが
やはり冬の寒樹の姿がいいですね

ちなみに、漢字では「水蝋樹」と書いて「いぼた」と読みます
この木の樹皮に寄生するイボタロウ虫からとれる蝋(ろう)は
工業用や薬用に使われるそうで
けっこう私達の生活に役に立っているようですね

地味な樹種ですが、培養が楽なのでお勧めします
芽摘みと葉刈りで樹形を整えていきます
挑戦してください

2003年6月5日木曜日

ピラカンサ



昔から、ピラカンサスと呼ぶ人とピラカンサと呼ぶ人がいます
私はなんとなく疑問に思いながらも、今までピラカンサスと思っていました
広辞苑を引いてみたらですね

花は白くて小さな花です
実は黄色、橙色、真っ赤などいろいろあります
葉や枝、幹肌の性質も少しずつ異なります

なるべく小葉で枝の徒長しにくいもの、また幹肌の荒れやすいものを選びましょう
実も小さめのものの方が盆栽向きです

樹勢は非常に強いので、初心者でも安心して育てられます
取り木も簡単ですから、持ち荒らした素材などから株立ちなどを作るのもおもしろいでしょう

お勧めの樹種です

秋になると鳥が盆栽の実を食べに来ますが
梅もどきなどは特においしいらしく一番ねらわれやすいんです

ピラカンサの実はまずいんでしょうね
一番あとに鳥が手(口)を出します

2003年6月4日水曜日

柿泥棒始末

昨日グミの実の話をして、子供の頃を思い出しました

私が育った家の近くに釣堀屋があり
その広い庭に、大きな柿の木がありました

その柿の実のおいしいことは近所の悪がきには知られていました
ときどき失敬して味見をしていたからです

しかし、そこのオヤジが怖くて簡単にはいきません
そこで悪がき5~6人と相談した結果、夜間決行ということになりました

庭に忍び込み、両方のポケットに大きな柿の実を突っ込んだ刹那
「こらーッ!」というオヤジの叱り声がしました

何と、庭の門はいつの間にか閉じられ
大きな白い秋田犬を従えたオヤジが退路をふさいで仁王立ちです

悪がきの来襲を事前に察知したオヤジが一枚上でした
待ち伏せの網に引っかかったのです

しかし、超敏捷少年だった私は、犬小屋の屋根に跳躍し
そこから高い塀に飛び移り、やっとのことで逃れました(忍者のごとし)

かねて示し合わせておいた集合場所へ駆けつけましたが
他の悪がきは全員捕獲されて、生還したのは私一人です

ややすると、同士達が帰ってきました
大きな柿の実を一つずつ持ち、全員が坊主頭にタンコブをこしらえていました

オヤジは捕獲した悪がきを整列させ、他人のものを盗むのは悪いことだと説教し
大きなゲンコツを叩き込み、柿の実を一つずつくれて開放したのです

オヤジは、一人だけ塀を乗り越えて逃げた悪がきがいることも知っていました
もし出頭しない場合は、明日にも小学校に知らせるとのことです

その頃の先生の怖さは、父親やお巡りさんにも匹敵します
覚悟を決めざるを得ません

私は両ポケットの二つの柿を友達に預け(ここがミソ)
釣堀の怖いオヤジの元に出頭しました

もちろん説教と、一発の強烈なゲンコツと、一つ大きな柿の実をもらいました
そして、隠した前の二つと合わせて、三つの柿の実をゲットしたのです

それにしても昔の大人は迫力あったたですね
いくら柿泥棒の悪がきとはいえ、小学生の頭にタンコブができるほどの
強烈なゲンコツをお見舞いするんですから(今では考えられないですね)

社会全体で子供達を教育する気概と習慣を持っていた時代だったんですね

釣堀のおじさんごめんなさい
そして、ゲンコツと柿の実ありがとう

皆さんのなかでこのような経験のある方はさっそく掲示板で懺悔して下さい!
http://www.number7.jp/bbs/TM1844/

2003年6月3日火曜日

グミの実



グミの盆栽に実がたくさん成りました
地方で育った人たちはこれを見ると、とにかく子供のころを思い出すようです
ポケットをグミの実でふくらまして、実を口いっぱいにほお張りながら遊んだ
そんな話をお年寄り(盆栽人はみな気が若いけどね)がして聞かせてくれます

私は東京育ちなもんで、あまり食べた記憶がありません
それと母親に、青い梅の実を取って食べちゃあいけない、と強く言われていたので
木の実はあまり食べたことがありません
母親がいうには、青い梅の実を食べるとお腹をこわすということでした(ホントカナ?)

もちろん八百屋や果物屋に並んでいる果実(代表的なのは柿ですかね)は
木から直接とって食べましたよ
それもよそ様の庭の柿の木からです
(これって、平たく言えば,ドロボウーですよねー!)

2003年6月2日月曜日

深山かいどうの実



深山かいどうの実が成りました
普通盆栽界では、在来種の実かいどうをずみと呼び深山かいどうとは区別します
ずみは黄色い実、深山かいどうはやや大き目の紅色の実です

深山かいどうは改良されて実の成りやすいものや
大きく真っ赤な実のものなどもありまが
やはり盆栽に適したものは、節間があまり延び過ぎず
幹肌の荒れやすいものです

話はかわりますが
実物盆栽で結実しても大きくなる前に落果してしまう場合があります
それは水切れか肥料のやりすぎが原因です
実がある程度の大きさになってしっかりするまでは
その点に十分
注意してください

土払い品500鉢

10日ほど前に隣市の某愛好家さんから土払い(どばらい)のお話しがあって引きうけることにしました。盆栽界で土払いというと、盆栽や鉢などすべての持ち物の売買のことをいいます。 プロでもアマチュアであっても、生き物(盆栽)の後継者がいない場合は売り払うか、さもなくば枯らすことになります...