2003年3月30日日曜日

もみじの骨格作り


出猩々もみじの素材(数千円で買ったものです、でもばかにできませんよーッ)
新芽に針金をかけて、一年間伸ばし放題にしました
一二の枝と裏枝、それと芯です

伸ばし放題にすると一年間でけっこう太ります
大切なことはこの枝や芯をもう一度切り戻して
そこを基本として作りこんでいくことです


まず向かって左の二の枝を一節残して切ります
新芽を確かめ、それを残して切ります


一の枝も芽当たりを確かめて、必ず芽を残して切ってください


芯も大切です
指している場所に小さく芽あたりがありますね
これが新しい芯になる芽です
傷つけないように(ポロット落ちたらおしまいですから)





初めの写真と見比べてください
ここからスタートです
肝心な芽当たりはすべて残してあります

足元もしっかりしているので今年一年で見違えるようになるはずです
どうです、とても数千円とは思えないでしょ!
エッヘン
出猩々ですゾ

肝心なのは、目の付け所と技術と根気ですゾ

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